2010年4月5日月曜日

契約書のやり取り

ファーストドラフト 作成側発信、受信側検討
・逐条検討
・会社のスタンスを確認
→カウンタードラフト
→最終合意

交渉の極意
・ファーストドラフトは? コストと先行利益
・強行放棄違反→合意できない
・相手方のメリットを強調
・相手方の上司への説明を準備する
・外資の場合:本社の標準であり変更不可 理不尽な建前で通す
・他条項での妥協を求める
・ユーザーや第三者からの要求を理由に同意を求める
・社内慣習、他部署の固執、経済状況を理由とした説明
・折衷案
・政治的決着


主な契約条項

信義則条項:実務上特にメリットなし。
損害賠償免責条項
販売権(テリトリー)条項
準拠法・管轄・仲裁条項
自動更新条項
不可抗力条項、不可抗力免責条項
ハードシップ条項
・著しい事情の変更があった場合、当事者に対し、契約条件を変更するための再交渉義務を定めた条項。必ずしも契約条件を変更する必要はありません。国際契約に多し。→事情変更の原則は日本裁判上認定されがたい。

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