2010年4月28日水曜日

PMP(Project Management Professional)試験

PMI(Project Management Institute)本部が認定している国際資格試験


PROJECT MANAGEMENT INSTITUTE (PMI 本部)
http://pmi.org/

プロジェクトマネジメント協会 PMI 日本支部
http://www.pmi-japan.org/

日本プロジェクトマネジメント協会
http://www.pmaj.or.jp/

情報処理技術者試験
http://www.jitec.jp/


プロジェクトマネジメント知識体系ガイド第4版
Project Management Institute (著)
発行所 : Project Management Institute
ISBN : 978-1933890685


BSC(バランススコアカード)は、
企業ビジョンと戦略を明確にすることで、財務・顧客・業務プロセス・学習と成長という4つの視点から、財務数値に表される業績だけではなく、経営品質までを含めた業績の評価を総合的に行うための手法。

PPM(プロダクト・ポートフォリオマネジメント)は、
縦軸に市場成長率、横軸に相対マーケットシェア(市場占有率)をとったマトリックス図を花形、金のなる木、問題児、負け犬の4つの象限に区分し、製品や事業の市場における位置付けを分析して資源配分を検討する手法。

SWOT は、
強み(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Opportunity)、脅威(Threat)の頭文字から取ったものである。




【Q】

QC 7つ道具
特性要因図、管理図、フローチャート、ヒストグラム、パレート図、ラン・チャート、散布図を総称して、品質マネジメントの世界では QC 7つ道具と呼ぶ。

QCD
品質( Quality )、コスト( Cost )、納期( Delivery )の頭文字をとった、プロジェクトマネジメントの伝統的な評価基準。


【T】

T&M 契約
時給・日給による報酬など、固定された単価に実績をかけて総額を決定する契約。成果物や作業内容を定めない、急なスタッフ増強などに適している。契約時に総額が明らかでないため、買い手のリスクが高い。


【W】

WBS
「プロジェクト目標を達成し、必要な要素成果物を生成するために、プロジェクト・チームが実行する作業を、要素成果物を主体に階層的に要素分解したもの」。

WBS 作成
「主要なプロジェクト要素成果物とプロジェクト作業を、より細かく、マネジメントしやすい構成要素に分解する」プロセス。

WBS 辞書
WBS「プロジェクト目標を達成し、必要な要素成果物を生成するために、プロジェクト・チームが実行する作業を、要素成果物を主体に階層的に要素分解したもの」。 を構成するすべての要素について作成される、詳細ドキュメント群のこと。


【ア】

アーンド・バリュー法
プロジェクトのパフォーマンスを測定する技法のひとつで、予算に対する完了済みの作業コスト(アーンド・バリュー)と、予算(プランド・バリュー)や実際のコスト(実コスト)を比較してパフォーマンス評価を行うやり方。この技法では、コストとスケジュールの両方について実績と効率性を評価できる。

アクティビティ資源見積り
「各アクティビティを実行するために必要な材料、人員、機器、消耗品等の種類と量を見積もる」プロセス。

アクティビティ順序設定
「プロジェクトのアクティビティ間の関係を特定し、文書化する」プロセス。

アクティビティ所要期間見積り
「想定した資源をもって個々のアクティビティを完了するために必要な作業期間を見積もる」プロセス。

アクティビティ定義
「プロジェクトの各要素成果物を生成するために実行すべき具体的な作業を特定する」プロセス。

アロー・ダイアグラム法( ADM )
スケジュール・ネットワーク図作成技法の1つで、スケジュール・アクティビティを矢印で表し、ノードと呼ばれる点で結んで、アクティビティを実行する順序を表すもの。


【カ】

回避
脅威に対するリスク対応戦略のうち、リスクや状態を除去するためにやり方を変えること。

活用
好機に対するリスク対応戦略のうち、より確実によい結果が得られるようにすること。

監視・コントロール
潜在的な問題をタイムリーに識別できるようにプロジェクトの実行を監視し、必要に応じて是正処置を講じられるように、プロジェクトの実行をコントロールする。

監視・コントロール・プロセス群
「プロジェクトの進捗やパフォーマンスを追跡し、レビューし、統制し、計画の変更が必要な分野を特定し、それらの変更を開始するプロセス」で構成されるプロセス群。

管理図
プロセスの安定性や、パフォーマンスの予測とのずれを示す図。中心線の上下に実績値をおき、上下の管理限界値や許容誤差を示す。

機能型組織
プロジェクトに関する権限が機能部門に集中する組織の形。プロジェクト・マネジャーの権限は弱い。

脅威
リスクのうち、プロジェクトに好ましくない影響を与えるもの。回避、軽減、転嫁などの対応をとり、より確実に実現を予防する。

強化
好機に対するリスク対応戦略のうち、好機の発生確率や影響度を増大させること。

共有
好機に対するリスク対応戦略のうち、より好機にヒットしやすい第三者と組むこと。

計画
目標を定め、それを洗練し、プロジェクトが取り組むべき目標とスコープを達成するために必要な一連の活動を計画する。

計画プロセス
「目標を定め、それを洗練し、プロジェクトが取り組むべき目標とスコープを達成するために必要な一連の活動を計画する」プロセス。

計画プロセス群
「作業全体のスコープを確定し、目標の定義と洗練を行い、目標を達成するのに必要な一連の行動の流れを規定するために実行される」プロセスで構成されるプロセス群。

軽減
脅威に対するリスク対応戦略のうち、影響度や発生確率を低くすること。

好機
リスクのうち、プロジェクトに好ましい影響を与えるもの。活用、共有、強化などの対応をとり、実現をより確実にする。

購入者
調達における買い手。調達文書を発行する。

コスト・パフォーマンス・ベースライン
プロジェクトのコスト・パフォーマンス全体の測定、監視、コントロールの基準として使用される、時間軸に展開した予算。

コストの予算化
「個々のアクティビティやワーク・パッケージの見積りコストを合計して、コスト・パフォーマンス・ベースラインを設定する」プロセス。

コスト見積り
「プロジェクト・アクティビティを完了するために必要な資源の概算金額を算出する」プロセス。

コミュニケーション計画
「プロジェクトのステークホルダーが求める情報ニーズを定め、コミュニケーションへの取り組み方を定義する」プロセス。

コンティンジェンシー予備
リスクを見越して見積りに上乗せする資金または時間。


【サ】

サービス
「遂行される有用な作業で、実体のあるプロダクトまたは所産を生み出さないもの。」大まかには作業の提供そのものが成果となる役務などを表す。

作業の監視・コントロール
立上げ、計画、実行、終結に関連するプロジェクト・プロセスを監視し、プロジェクト・パフォーマンスをコントロールするために是正処置や予防処置を実施するプロセス。

散布図
2つの変数を使ったデータを打点して、点のばらつきを見て変数間の影響のパターンをみる図。

実行
プロジェクトの要求事項を達成するために、プロジェクトマネジメント計画書で規定された作業を遂行するために使用する。

実行の指揮・マネジメント
プロジェクトマネジメント計画書で定めた作業を実行して、プロジェクト・スコープ記述書に定めた要求事項を達成するための各種の活動を実行するプロセス。

実行プロセス
「プロジェクトの要求事項を達成するために、プロジェクトマネジメント計画書で規定された作業を遂行するために使用する」プロセス。

実行プロセス群
「プロジェクト目標を達成するうえで、プロジェクトマネジメント計画書において規定された作業を完了するために実行されるプロセス」で構成されるプロセス群。

実績報告
スコープ、スケジュール、コスト、品質などに関して、ベースラインやパフォーマンスの情報を収集してステークホルダーに配布する。

実費償還契約
実際にかかったコストに利益を上乗せした額を売り手が請求する契約。契約時に総コストが明らかでないため、買い手のリスクが高い。

終結
プロジェクトやプロジェクト・フェーズのすべてのアクティビティを公式に終了する。

終結プロセス群
「公式にプロジェクトやフェーズを終了するために、すべてのプロジェクトマネジメント・プロセス群のすべてのアクティビティを完結するプロセス」で構成されるプロセス群。

受容
リスク対応戦略のうち、リスクを当面受入れ可能なものとして対策はとらず監視のみ行うこと。

情報配布
ステークホルダーが必要とする情報を適切なタイミングで提供するプロセス。

所産
「プロジェクトマネジメントのプロセスとアクティビティを実行して得られるアウトプット。」大まかにはプロジェクト成果とプロジェクト文書を指す。

人的資源計画書作成
プロジェクトにおける役割と責任、組織図、要員マネジメント計画などについて文書化する。

スケジュール・アクティビティ
WBS の最下層レベルであるワーク・パッケージをさらに要素分解した作業単位。スケジュールやコストの計画は、このレベルで行う。

スケジュール・コントロール
スケジュールの現状を把握しながら、スケジュールの変更をもたらす要因をコントロールし、必要な変更を行うプロセス。

スコープ
「プロジェクトにて提供するプロダクト、サービス、所産の総体。」要素成果物の定義とほぼ同義であり、プロジェクトのすべての成果物、と読み替えることができる。

スコープ・コントロール
スコープに変更をもたらす要因と変更による影響をコントロールするためのプロセス。スコープの変更のコントロールは、スコープに関するすべての変更を公式な変更管理プロセスの下に置くことによって行う。

スコープ・ベースライン
スコープに関する、承認済みの計画。

スコープ計画
プロジェクト・スコープ・マネジメント計画書を作成するプロセス。

スコープ検証
「完成したプロジェクトの要素成果物を公式に受入れるプロセス。」

スコープ定義
「プロジェクトおよび成果物に関する詳細な記述書を作成する」プロセス。

ステークホルダー
プロジェクトの実行や完了でプラスかマイナスの影響を受ける、プロジェクトに積極的に関与する利害関係者。正式な体制のあるなしは問わない。

ステークホルダー・マネジメント
プロジェクトの結果にさまざまな影響力をもつステークホルダーとの関係を良好に保つため、ステークホルダーとの課題の共有、共有した課題の解決、必要な変更手続きを行うなど、ステークホルダーの情報ニーズを満たすコミュニケーション活動の全体的なマネジメントを行うプロセス。

ステークホルダー特定
ステークホルダーとなる個人・組織を特定し、プロジェクトに対する利害、関与、影響について文書化する。

ステークホルダーの期待のマネジメント
対話、協力、問題解決などを通じてステークホルダーのニーズに対応する。

ステークホルダー分析
プロジェクト期間を通じて定性的・定量的な情報を収集・分析して、対応すべきステークホルダーを特定する。

スポンサー
プロジェクトの承認者。

成果物
プロセス、フェーズ、またはプロジェクトを完了するために生み出さなければならない、固有で検証可能なプロダクト、所産、またはサービス実行能力。」『成果物』と『要素成果物』は同じ意味で用いられている。詳しくは『要素成果物「プロセス、フェーズ、またはプロジェクトを完了するために生み出さなければならない、固有で検証可能なプロダクト、所産、またはサービス実行能力。」原語は "deliverable" で『要素』という概念は必ずしも含まれておらず、プロジェクトの最終的なプロダクト、所産、サービス実行能力も『要素成果物』という訳があてられていることに注意が必要。『成果物』という用語も『要素成果物』と同じ意味で用いられている。 』を参照。

成果物スコープ記述書
「プロジェクト憲章および要求事項文書に記述のあるプロダクト、サービス、所産等の特性を段階的に詳細化する」文書で、プロジェクト・スコープ記述書の構成要素となる。

制約三条件
マネジメントを行おうとする競合するプロジェクト要求事項のうち、プロジェクトのスコープ、タイム、コストの3つを「制約三条件」と呼ぶ。プロジェクトの品質は、これらの3つの要因のバランスをとることによって決まる。

責任分担マトリックス( RAM )
プロジェクトで実行が必要な作業と担当者の関係を明らかにする表。

是正処置
予期される将来のパフォーマンスをプロジェクトマネジメント計画に沿ったものにするためのプロジェクト作業の実行に関する、文書による指示。


【タ】

タイム・アンド・マテリアル( T&M )契約
時給・日給による報酬など、固定された単価に実績をかけて総額を決定する契約。成果物や作業内容を定めない、急なスタッフ増強などに適している。契約時に総額が明らかでないため、買い手のリスクが高い。

立上げ
新しいプロジェクトやプロジェクト・フェーズを開始するための公式な認可を支援する。

立上げプロセス
「新しいプロジェクトやプロジェクト・フェーズを開始するための公式な認可を支援する」プロセス。

立上げプロセス群
「プロジェクトまたはプロジェクトの新しいフェーズを開始する認可を得ることにより、新規プロジェクトや既存プロジェクトの新しいフェーズを明確に定めるために実行されるプロセス」で構成されるプロセス群。

段階的詳細化
当初は不明な事項があり、徐々に詳細な計画を立てざるを得ないという、プロジェクトの特性。

知識エリア
プロジェクトマネジメントを行う上で考慮すべき9つの分野で、知識体系としての PMBOK ガイドの本体部分。

調達管理
納入者との関係のマネジメントを行い、契約内容に対するパフォーマンスを監視し、必要な是正・変更を行う。

調達基準
調達における手続きや評価などに関する基準。

調達計画
いつ、なにを、どのように購入や取得するか決め、納入候補を特定する。

調達作業範囲記述書(調達 SOW )
プロジェクトのスコープとなる作業範囲のうち、どこが外部調達の範囲になるかを記述する文書。

調達実行
納入候補から提案を得て、納入者を選定し、契約を締結する。

調達終結
プロジェクトにおける個別の調達案件を完結させる。

調達文書
プロポーザルを求めるために、購入者が納入者候補に対して開示する調達予定内容を定義した文書。

調達マネジメント計画書
調達プロセス全体のマネジメント方法について記述する文書。

ツールと技法
ツールは、成果物を生み出すためにアクティビティの実行時に用いられる、テンプレートやソフトウェアなど有形のものを表す。技法は成果物を生み出すためにアクティビティの実行時に用いられる、定義された系統的な手順を表す。

提案依頼書( RFP )
調達文書を一般的には、提案依頼書、RFP などと呼ぶことが多い。

定額契約(または一括請負契約)
売り手が明確に定義する成果物に対して固定された価格を定める契約タイプ。予算超過による損失のリスクは売り手が保有する。

定性的リスク分析
「リスクの発生確率と影響度の査定とその組み合わせを基に、その後の分析や処置のためにリスクの優先順位付けを行う」プロセス。

定量的リスク分析
「特定したリスクがプロジェクト目標全体に与える影響を数量的に分析する」プロセス。

デルファイ法
複数の専門家が通常は匿名で意見提出と相互参照を繰り返す意見集約の技法。

転嫁
脅威に対するリスク対応戦略のうち、リスク事象発生時の影響を第三者に移すこと。

統合変更管理
プロジェクトの全期間をとおして、計画や方針の必要な変更を集中的にコントロールし、全体的な整合性の維持をめざすプロセス。 PMBOK ガイドは、プロジェクトにおける変更は不可避と考えていて、統合変更管理を非常に重視している。

独自性
独自の成果物を創造するという、プロジェクトの特性。

特性要因図
潜在的な問題や結果につながるさまざまな要因を示すために用いられる図。フィッシュボーン(魚の骨)ダイアグラム、石川ダイアグラムとも呼ぶ。


【ナ】

内外製分析
外部調達を行うのが適切なケースかどうか判断するための分析。

納入者
調達における売り手。複数の納入者候補はプロポーザルを発行し、その中から選ばれて契約をした者が納入者となる。


【ハ】

発生確率・影響度マトリックス
発生確率と影響度の2軸でリスクを評価し、対応の優先順位を決めるツール。

発生時対応
特定のイベントが発生した場合のアクションを決めておいて、その状況が起こるまではリスクを静観すること。

発注先選定基準
プロポーザルの評価に用いる客観的または主観的な基準。提案依頼書で開示することもある。

パレート図
ヒストグラムの一種で、棒グラフを発生頻度順に並べた図。欠陥の原因分析などに用いる。

ヒストグラム
変数の分布を棒グラフで示し、問題や状態の属性や性質を表す図。

評価基準
プロポーザルの評価や採点に使用する。内容は調達品の性質により大きく異なる。

標準書式(調達マネジメント)
標準契約書、調達品に関する標準的な説明、機密保持契約、プロポーザルの評価基準チェックリスト、入札に必要な部分を全て含んだ標準入札文書など、既存のテンプレート類。

品質監査
プロジェクト活動が組織やプロジェクトの方針、プロセス、手順に従っているかについて、品質管理( 8.3 )プロセスで得られるデータを用いて、第三者が実施する体系的なレビュー。

品質管理
品質活動の実行結果を監視・記録して、パフォーマンスの評価と必要な変更要求のインプットとする。

品質管理( QC )
「パフォーマンスを査定し、必要な変更を提案するために、品質活動の実行結果を監視し、記録する」プロセス。品質活動の観点からプロジェクト結果を監視し、必要な改善策を特定する。

品質計画
「プロジェクトおよび成果物の品質要求事項または品質標準、あるいはその両方を定め、プロジェクトでそれを順守するための方法を文書化する」プロセス。

品質尺度
品質管理プロセスの対象と測定方法を具体的に記述した運用基準。

品質ベースライン
パフォーマンス評価の基準となるプロジェクトの品質目標。

品質保証
品質の要求事項と品質管理測定を監査して、品質基準・運用基準の適切さを確認する。

ブレインストーミング
出席者の自由な発言を促して、発散してもよいのでいろいろな観点からの意見を集め、あとで整理をする意見集約の技法。

プレシデンス・ダイアグラム法( PDM )
スケジュールのネットワーク図作成技法の1つで、各スケジュール・アクティビティを箱やノードで表したもの。

フローチャート
問題原因の解析のために、アクティビティ、決定ポイント、順序などの情報にもとづいてプロセスをグラフ表示した図。

プログラム
関連するプロジェクト群の効果的なマネジメントのための、プロジェクト、関連作業のグループ化。

プロジェクト
独自のプロダクト、サービス、所産を創造するために実施される有期性の業務。

プロジェクト・イニシエーター
プロジェクトに開始を働きかける推進者・利害関係者。プロジェクトを開始すべきビジネス・ゴールとプロジェクト成果物の初期的なイメージをもっている。

プロジェクト・コスト・マネジメント
「プロジェクトを承認済みの予算内で完了させるために必要なコストの計画、見積り、予算化、コントロールのプロセス」で構成される知識エリア。

プロジェクト・コミュニケーション・マネジメント
「プロジェクト情報の生成、収集、配布、保管、検索、最終的な廃棄等を適宜、適切、かつ確実に行うために必要なプロセス」で構成される知識エリア。

プロジェクト・スケジュール
スケジュール・アクティビティの実行とスケジュール・マイルストーンの達成を計画した期日。

プロジェクト・スコープ・マネジメント
「プロジェクトを成功のうちに完了するために必要なすべての作業を含め、かつ必要な作業のみを含めることを確実にするために必要なプロセス」で構成される知識エリア。

プロジェクト・スコープ・マネジメント計画書
「プロジェクト・スコープをどのように定義、検証、コントロールするか、およびワーク・ブレークダウン・ストラクチャー( WBS )をどのように作成し定義するかを文書化」した計画文書。

プロジェクト・スコープ記述書
「プロジェクト要素成果物と、これら要素成果物を生成するために必要な作業について詳細に記述する」文書。第4版になって、この中で「プロジェクトからの除外事項」を「明示」するよう記述が加えられていることに留意したい。

プロジェクト・スコープ記述書暫定版
イニシエーターやスポンサーが提供する情報を文書化したプロジェクト立上げ時のスコープ。正式なスコープはこれをもとにプロジェクトマネジメントチームで作成し、承認を得る。

プロジェクト・スコープ記述書暫定版作成
イニシエーターやスポンサーが提供する情報を暫定スコープとして文書化するプロセス。

プロジェクト・ステークホルダー
「プロジェクトに積極的に関与したり、またはプロジェクトの実施やその結果が自らの利害にプラスまたはマイナスの影響を受けたりする、顧客、スポンサー、母体組織、一般大衆のような、個人や組織」。

プロジェクト・タイム・マネジメント
アクティビティ定義、アクティビティ順序設定、アクティビティ資源見積り、アクティビティ所要期間見積り、スケジュール作成、スケジュール・コントロールの各プロセスで構成される、プロジェクトをあらかじめ決めた時期に完了させるための知識エリア。

プロジェクト・チーム育成
チーム・メンバーのコンピテンシー強化、メンバー間の交流促進、チーム環境の改善を行う。

プロジェクト・チームのマネジメント
プロジェクトのパフォーマンスを高く保つために、チーム・メンバーのパフォーマンスの把握、フィードバックの実施、課題の解決、変更の調整を行うプロセス。

プロジェクト・チーム編成
プロジェクトの完了に必要なチームを設定する。

プロジェクト・マネジャー
プロジェクト目標を達成するために、母体組織によって任命された人。

プロジェクト・リスク・マネジメント
「プロジェクトに関するリスクのマネジメント計画、特定、分析、対応、監視・コントロール等の実施に関するプロセス」で構成される知識エリア。

プロジェクト型組織
人員ほかの資源がプロジェクトに明確に割り当てられ、プロジェクト・マネジャーは業務遂行に必要な決定権をもつ。プロジェクトに強い推進力が生まれる。

プロジェクト境界
主にプロジェクト期間中の作業のマネジメントにフォーカスしている PMBOK ガイドでは、プロジェクト憲章の承認までの企画・構想のプロセスや、プロジェクト作業終結後のビジネス成果の追及のプロセスは、プロジェクトマネジメントのスコープの外にあるものとされている。

プロジェクト憲章
ビジネス・ニーズ、顧客ニーズに関する現状認識、プロジェクト成果物に関する概要記述などを定義する。

プロジェクト憲章作成
「プロジェクトやフェーズを公式に認可する文書を作成し、ステークホルダーのニーズと期待を満足させる初期の要求事項を文書化するプロセス。」

プロジェクト作業の監視・コントロール
「プロジェクトマネジメント計画書で規定されたパフォーマンス目標を達成するため、進捗を追跡し、レビューし、統制する」プロセス。

プロジェクト終結
公式にプロジェクトやプロジェクト・フェーズを終結するために、すべてのプロセス群のすべてのアクティビティを完了するプロセス。

プロジェクト人的資源マネジメント
「プロジェクト・チームを組織し、マネジメントし、リードするためのプロセス」で構成される知識エリア。

プロジェクト調達マネジメント
プロジェクトの「作業に必要なプロダクト、サービス、所産をプロジェクト・チームの外部から購入または取得するプロセス」、「権限をもつプロジェクト・チーム・メンバーが発行した注文書や契約書の作成と管理のために必要な契約マネジメントと変更管理のプロセス」で構成される知識エリア。契約および契約上の責務の管理もここで行う。

プロジェクト統合マネジメント
「プロジェクトマネジメント・プロセス群内の各種プロセスとプロジェクトマネジメント活動の特定、定義、結合、統一、調整等を行うために必要なプロセスおよび活動」を扱う知識エリア。

プロジェクト品質マネジメント
「プロジェクトが取り組むべきニーズを満足するために、品質方針、品質目標、品質に対する責任等を決定する母体組織のプロセスと活動」。

プロジェクトマネジメント
プロジェクトの要求事項を満足させるために、知識、スキル、ツールと技法をプロジェクトに適用すること。

プロジェクトマネジメント・オフィス( PMO )
複数のプロジェクトのマネジメントを一元化し、調整を行う組織の一部門。

プロジェクトマネジメント計画書
計画プロセスで作成したすべての補助のマネジメント計画書およびベースライン。

プロジェクトマネジメント計画書作成
「すべての補助計画書を定義し、統合し、調整するために必要な行動を文書化するプロセス」。

プロジェクトマネジメント知識体系
プロジェクトマネジメントという職業における知識の総和を示す用語。

プロジェクトマネジメント方法論
PMBOK ガイドなどの体系化されたプロジェクトマネジメントの方法論。組織独自に方法論を確立することも多い。

プロセス
特定の成果物を生み出すために実行される「相互に関連する一連のアクションとアクティビティ。」

プロセス分析
プロセス改善計画書にしたがって、必要な改善策を洗い出すこと。

プロダクト
「生産され、定量化可能な人工品で、それ自身で最終生産物あるいはその構成要素の生産物となるもの」。

プロポーザル
納入者候補から購入者に向けて発行される、調達内容に関する提案文書。

ベースライン
承認済みの計画。パフォーマンス評価の基準となる。

ポートフォリオ
組織の戦略的な事業目標の達成に向けたマネジメントのための、プロジェクト、プログラム、関連作業のグループ化。

補助計画書
スコープ、要求事項、スケジュール、コスト、品質、プロセス改善、人的資源、コミュニケーション、リスク、調達等に関する計画書またはマネジメント計画書。プロジェクトマネジメント計画書のサブ構成要素としてこれらを別途作成する場合がある。


【マ】

マトリックス型組織
機能型組織とプロジェクト型組織の中間的な形。プロジェクト・マネジャーは限定的な権限をもつ。仕組みとして機能型組織とプロジェクト型組織のどちらに近いかによって、弱いマトリックス型と強いマトリックス型に細分化できる。


【ヤ】

有期性
明確な始まりと終わりをもつという、プロジェクトの特性。

要求事項収集
「プロジェクト目標を達成するために、ステークホルダーのニーズを収集し、文書化する」プロセス。

要求事項トレーサビリティ・マトリックス
要求事項を最初に文書化した時点からプロジェクト期間を通じて追跡するための一覧表。優先度、達成状況ほかの属性情報をふくむ。

要求事項文書
個々の要求事項を網羅し、それぞれとビジネス・ニーズとの関連性を明確に記述する。

要求事項マネジメント計画書
プロジェクトで行う要求事項の分析、文書化、マネジメントの方法を文書で定義する。

要素成果物
「プロセス、フェーズ、またはプロジェクトを完了するために生み出さなければならない、固有で検証可能なプロダクト、所産、またはサービス実行能力。」原語は "deliverable" で『要素』という概念は必ずしも含まれておらず、プロジェクトの最終的なプロダクト、所産、サービス実行能力も『要素成果物』という訳があてられていることに注意が必要。『成果物』という用語も『要素成果物』と同じ意味で用いられている。

予算設定
「コスト・パフォーマンス・ベースラインを作成し、認可を得るために、個々のアクティビティやワーク・パッケージのコスト見積りを積算する」プロセス。

予防処置
プロジェクト・リスクによる好ましくない結果の発生確率を低減するためのアクティビティの実行に関する、文書による指示。


【ラ】

ラン・チャート
データを発生順に打点した線グラフに表して変動パターンを示す図で、プロセスの傾向や変動をみる。

リスク
将来その状態が生じたときに、スコープ、スケジュール、コスト、品質などのプロジェクト目標のうち1つ以上に影響を与える「不確実な事象あるいは状態。」

リスク・ブレークダウン・ストラクチャー( RBS )
リスク区分を階層的に整理したもの。

リスク・マネジメント計画
「プロジェクトのリスク・マネジメント活動を実行する方法を定義する」プロセス。

リスク区分
想定されるリスクを体系的に分類したもの。

リスク対応
脅威の実現をできるだけ確実に予防し、好機の実現をできるだけ確実にすること。

リスク対応計画
「プロジェクト目標に対する好機を増大させ、脅威を減少させるための選択肢と方策を策定する」プロセス。

リスク登録簿
リスク特定の作業結果をまとめて、一覧化した文書。プロジェクトの期間を通じてアップデートを繰り返す。

リスク特定
プロジェクトに影響するリスクを洗い出し、その特性を文書化する。

リスクの監視・コントロール
識別したリスクの追跡、残存リスクの監視、新たなリスクの特定、リスク対応計画の実行、効果の評価などを実施する。(筆者注:説明文に変更はなく、用語が「識別」から「特定」に変化した。)


【ワ】

ワーク・パッケージ
WBS の最下層に置かれる、マネジメント可能な作業単位。アクティビティやタスクなど、さらに細かい作業単位を管理することもあるが、WBS では通常はワーク・パッケージのレベルまでを管理する。ワーク・パッケージは、成果物の構成要素として表されることもある。

ワーク・ブレークダウン・ストラクチャー( WBS )
「プロジェクト目標を達成し、必要な要素成果物を生成するために、プロジェクト・チームが実行する作業を要素成果物を主体に階層的に要素分解したもの。」

2010年4月25日日曜日

英語 使いそうな文章

The shipping cost for your order depends on the method of shipment you select and the total price of the items you are ordering.

A vacancy has arisen for a self-motivated person /with experience in residential real estate sales /to join the team at our Kingswood office.


I just don't feel comfortable (doing …)
…をするのはどうも落ち着かない

reassess one's priority in a very fundamental way
かなり抜本的に優先事項を見直す

They can't be absolutely certain that …
彼らは…という確信が持てない

■take a page from someone's book
~の先例に倣う、人を見習う

after the example of…
でも同じ意味です。


I should take a page from your book and start writing.
私もあなたを見習って書き始めないと。


<Give me details>

Would you be so kind to reply to my answer?
Please tell us what happened - the chain of events from the start of your day.
The slightest detail may be of importance.

高校同窓会

昨日土曜日、神保町学士会館にて夕方から高校の同窓会。

2時間終了後、2次会へ移動。11時過ぎまで飲んで、解散。

幹事としては業務はまずまずこなした感じ。

反省点を踏まえ、経験はどんどん積んでいこう。


・司会、司会サポート(必須)、受付、経理、撮影係

・受付名簿→受付クラスごとに出欠者チェックする場合、電話で来た当日の出欠連絡もその担当者にのみ伝える。

・金お釣りなしでお願いしても、お釣りもって来ない人はいる。経理担当はお釣りを事前に用意しておく。

・二次会参加はその場の雰囲気の流れで参加を決定する人がいるので、訪問時間は設定できるが、人数は概算で伝える。予約の固定人数+追加人数の空きスペースを確認しておく。遠方から来る人も踏まえ、駅に近いところがいい。

2010年4月18日日曜日

税金いろいろ

課税判断

課税取引・非課税取引?
・消費税等(消費税、地方消費税)の課税判断
 役務の提供の対価→課税
 【例】違約金→非課税 

2010年4月15日木曜日

ゆっくり急げ

生活習慣の急激な変化は肉体に抵抗を生む。
しかし、変化を求められている場合には、抵抗によって肉体に生じた負荷を自分でフォローしてやる必要がある。そこでフォローをするために、ある程度の余力は残しておかねばならない。
よって、変化を志向するときも、適切な変化の度合いを自身で見極める必要がある。

2010年4月14日水曜日

転職にあたって必要なこと

ネットで調べ、列記していこう。

2010年4月13日火曜日

継続更新のために

一言書くだけでも更新といえる。

ただし、
・後日同内容をそのまま書いても、現状再生産に過ぎない。というか、同内容の執筆ならば、経験的に負荷がより軽くなっているはずであり、縮小再生産といえる。

・内容の違う執筆の方向性
 ・組み合わせ:現状の所与の事実、真実の列挙にとどまらないそこから組み立て論
 ・応用性:抽象、具体化(実践)の記録として

 

2010年4月10日土曜日

未整理用語集:民法

・悪意の遺棄
結婚相手が夫婦の共同生活を維持していく事になるのを知りながら(悪意)、
夫が給料を家計にいれずにギャンブルに明け暮れるなど、積極的に夫婦生活を
行わないこと(遺棄)をいいます。民法において離婚理由の一つ

2010年4月7日水曜日

転職とHRプロのアドバイス

職種AからBへの転職

1.本人が転職したいか                    
    →希望→適性問題へ
    →希望は特にない
2.本人に適性があるか
    →ある→転職あり
    →ない→却下

普通、世の中の転職活動というのは、本人の希望があってこそ(私的自治の原則)が大前提と思われている。
それが転職の全てではない。本人に転職の意向がなくとも、職種Bに適性があり、Bで力を発揮できる環境があり、かつ、現在の職種Aで本人の力を遺憾なく発揮していないのであれば、人材の適性配置・適材適所という観点からHRマターとして、何らかの現状変化を起こせれば考えるはず(個人の願望ではなく、一歩引いた
より大局的な視点から)。

今回の事例は、本人がBに転職する希望はないが、B適性があるとHRプロが見抜いたときである。
→プロによる説得→本人の納得あり→転職希望が後行で発生
        →納得なし→転職なし

今回、ろくな準備もなく、人事関連部署の面接を責任者から受けたわけだが、正直、候補者自身である私自身に転職の強い意思はなく(ハングリー精神は見えなかっただろう)、見えないところで一方的に話が進むことを警戒することからやや後ろ向きでもあり、かつ、面接責任者も候補者のやる気を感じ取れずに終了した。そうした疑問点を責任者は感じ、面接設定を進めたHRプロに報告し、議論を行った模様。
しかし、つるの一声で面接実施を設定したHRプロは違う考えをもっていた。彼は、候補者に現在Bキャリアはないが、能力を発揮できる可能性と、現HR環境における候補者のような適性を有する人間が必要と考えた。


今回の経験で分かったこと。
1.本人に転職の意向がなくとも、転職について考える必要な場面が訪れることはあるし、かつ、転職とは何かを考えさせてくれる、貴重な示唆・考えを示し、他人である私の成長を願い働きかけてくれる人が世の中にいるということ。

そうした他人の思いやり、慧眼に敬意を払い、信頼を置くことで一歩踏み出し、物事が進んでいく場合もある。いずれにせよ、惰性でなく、自分から転職を考えさせてくれる貴重な機会を提供してくれたことについて、要は本人が一見望んではいないのだが、価値ある示唆と指導を与えてくれたことについて感謝せねばなるまい。

2.刺激・きっかけ、機会・チャンスの付与があれば、これを惜しみなく使え、頭を使え。

2010年4月5日月曜日

人生における停滞と前進

「薬による睡眠で仕事がはかどらない。緊張を発揮できない。」は仕事遂行の面からみれば、マイナス要因といえるが、回復局面からみれば、薬がよく効いているということ。プラスの局面だ。

ありのままの状態というのは、往々にしてマイナスの要因とプラスの要因が混在した状況だ。
しかし、そこにプラスを見つけ、プラスであることの価値を肯定することができる。
マイナスを発見し、更なる改善を願い自分を肯定することができる。
否定の否定という思考の利器。

しかし、花粉症などアレルギー系を抑える薬は体が疲れているときは効果てきめんだ・・・。

契約書のやり取り

ファーストドラフト 作成側発信、受信側検討
・逐条検討
・会社のスタンスを確認
→カウンタードラフト
→最終合意

交渉の極意
・ファーストドラフトは? コストと先行利益
・強行放棄違反→合意できない
・相手方のメリットを強調
・相手方の上司への説明を準備する
・外資の場合:本社の標準であり変更不可 理不尽な建前で通す
・他条項での妥協を求める
・ユーザーや第三者からの要求を理由に同意を求める
・社内慣習、他部署の固執、経済状況を理由とした説明
・折衷案
・政治的決着


主な契約条項

信義則条項:実務上特にメリットなし。
損害賠償免責条項
販売権(テリトリー)条項
準拠法・管轄・仲裁条項
自動更新条項
不可抗力条項、不可抗力免責条項
ハードシップ条項
・著しい事情の変更があった場合、当事者に対し、契約条件を変更するための再交渉義務を定めた条項。必ずしも契約条件を変更する必要はありません。国際契約に多し。→事情変更の原則は日本裁判上認定されがたい。

アメリカの銀行

1933年銀行法 
  投資銀行が商業銀行から分離。ホールセール型の証券会社。
  ・政府保護から外れた。当局の監視から離れた。
  ・商業銀行との競争から離れた。

  商業銀行
  FRBの庇護(緊急資金援助)
 
1999 グラム・リーチ・ブライリー法
  ・銀行と証券の垣根が事実上、撤廃→ユニバーサル型銀行の誕生

株安による「逆資産効果」

世界株価の下落、日本株価の下落
→日経平均株価は下落、株式時価総額は縮小。
→日本株式の資産価値下落

株式保有個人:
→株安による「逆資産効果」:景気悪化の一因
 ・・・保有資産に損失含みの状態になり、高額商品の購入に抑制的・安価な商品を求めるようになる。
  ※影響の大きさは、各国の個人金融資産の割合による。

企業:
→輸出産業、苦境に

(以降)

ルート1:マイナス材料
→消費抑制の姿勢→消費の冷え込み
→企業の売上げ低下・業績悪化
→景気悪化
→企業:賃金抑制、採用控え→雇用不安の拡大
    設備投資抑制→投資抑制→開発抑制
→経済全体の縮小・景気後退という悪循環
→物価の上昇抑制、消費者の値下げ要求


ルート2:プラス材料
→個人:投資の停滞。株式敬遠、国債購入に向かう
→長期金利低下
→住宅ローン金利の抑制

2010年4月3日土曜日

物いろいろと物権

物 ← 物権

・有体物:

 物権的請求権:直接的・排他的支配権:所有権←本権

 ・物権的妨害排除請求権
 ・物権的妨害予防請求権
 ・物権的 返還 請求権 (質物で主張不可)

  占有訴権←占有権:

  占有物→・果実取得権 ←留置権:留置物
      ・費用償還請求権

  ・占有保持の訴え
  ・占有保全の訴え
  ・占有回収の訴え  :質権(占有簒奪された質物に物権的返還請求権は主張不可)

 
・不動産
  ・土地
  ・建物
  ・工作物(土地工作物)

・動産

・無体物

・主物⇔従物(民87Ⅱ) 【比較】主たる権利⇔従たる権利
・付合物(民242)
・付加一体物(民370)諸説:①抵当不動産たる付加一体物の範囲と②従物の「処分」の意味

・所有物(所有権)⇔共有物(持分権)
  【比較】持分の処分は自由、共有物の処分は共有者全員の同意


・公物/私物
 ・公物:公用物、公共用物∈有体物
 ・自然公物/人口公物



-物権の名辞

・留置権→ 留置物
・質権 → 質物
・抵当権→ 抵当不動産、付加一体物 

※民法上、抵当権の目的は3つ:不動産の所有権、地上権、永小作権。
 つまり、抵当権の目的「物」は不動産のみ。


-契約上の名辞
・債権関係→特定物・不特定物・種類物
・売買 → 目的物
・使用貸借 → 借用物
・賃貸借 → 賃貸物・賃借物
・寄託 → 寄託物



・物件は物か?

あなたが今何気なく行った行動、すごした時間

いったいどのような結果を将来もたらすのか?
無為か?
目指すべき目標にとって有為か?

取引とお金 いろいろ

契約で出てくるお金の連想

~金
~料


・前受金、前払金:法律上無意味。a/c
・手付
 ・証約手付
 ・成約手付
 ・解約手付



・敷金:法的性質【判例】
・礼金
・保証金
・権利金


・損害金:損害 
・賠償金、損害賠償金:賠償

・解約金
・精算金:解約に伴い支払う金。違約を原因とする解約なら違約金だが、精算金は多義的。
・違約金


・売掛金、買掛金:掛取引(信用供与)、a/c cf. 手形

・代金:製品代金、サービス料など、物・役務に対する対価
    【例】御品代
・売上代金>請負代金 ⇔ 支払代金

・報酬:業として受け取る対価

-----------------------------------


料:料金
・賃料>家賃
・テナント料
・メンテナンス料=メンテナンス費
・保険料
・手数料>仲介手数料、代行手数料
・特許料
・使用料、利用料
・基本料金(固定費)、従量料金(変動費)
・慰謝料:精神的な苦痛を与えた者に対する損害賠償。
     名誉・財産権・身体・自由の侵害があった場合に認められる余地があります。




~費:費用・コスト
・撤去費用
・経費
・原材料費
・人件費、労務費
・固定費⇔変動費
・調達費
・宿泊費・宿泊料
・登録費

2010年4月2日金曜日

失敗事例の研究の目的

自分の先を歩んで、そこで失敗してきた人と同じ蹉跌を踏まないように。

人生の航路で同じ轍を踏まないように。


個としての強化
・精神的強化
・身体的強化
 端的には、精神的・身体的な病にかからないこと。かかりそうになっても軽い症状で済む体質を作り上げることにかかってくる。


周囲で失敗している人たちは、何も失敗を他人に見せびらかそうとして、ましては他人のために失敗の先例を見せようとしてやっているわけではない(意図的に失敗を見せる知恵者・歌舞伎者は別)。
しかし、客観的にみれば、失敗者以外の他者はそこに失敗の事例を観察し、原因・結果等の分析を行い、そこから所産を得て知恵として生かすことができる。そうした思考回路を持つことは、人生の処世術として一般的に求められ、その価値を認めてもよい。人類の発展のため、経済的観点からみても有意義。


失敗事例からの学習→「失敗学」のように外部から客観的に観察できるモニュメントとしてではなく、各自が自己の内部に構築すべきコアな生体反応のひとつと位置づけよう。

惰性的な軌道修正ではない、自分と人間たちを生かすための意識的で鋭敏な修正である。

2010年4月1日木曜日

今日から新年度

昨日は年度末。豊洲ララポート3Fのお寿司をご馳走になった。

今日から新年度。心機一転生活を変えていく。