◇責任を考える論点
・誰に対して負うか?
・責任の分類・レベルの把握:
民事上の責任(民事責任)、刑事上の責任(刑事責任)、行政上の責任
※政治上の責任→政治範疇
1.有限責任⇔無限責任(会社法):
出資者=社員(∋株主)が会社に対して負う財産上の責任=出資義務
類型 構成員=出資者 地位 責任
・株式会社 株主∈社員 株式 「間接」・「有限」責任(会104)
・合名会社 社員 持分 「直接」・「無限」・「連帯;」責任(会576、580条Ⅰ)
・合資会社 無限責任社員 持分 「直接」・「無限」・「連帯」責任
有限責任社員 持分 「直接」・「有限」・「連帯」責任(会580Ⅱ)
・合同会社(LLC) 社員 持分 「間接」・「有限」責任
・有限事業責任組合(LLP) 「有限」責任
2.資格者の負う責任、組織の負う責任
・取締役の責任
・取締役会の責任
3.民法上の責任類型
・過失責任、無過失責任 過失責任の原則
・契約→債務不履行責任∈過失責任→SB責任
・不法行為→不法行為責任→SB責任
・土地工作物責任
・使用者責任、報償責任
・瑕疵担保責任(売主の特定物、請負人)∈無過失責任
・売主の担保責任∈担保責任一般
・連帯責任、不真正連帯責任
連帯責任の【例】 内閣の行政権の行使、対国会。
日常家事債務の連帯責任
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