Q. 日本の民法における物上保証と物上代位について、それぞれの定義と、趣旨、「物上」の物の意味について説明せよ。
A. 作文
◇ 物上保証
◇ 物上代位: 価値の変形に対する権利追求。担保物権の通有性として言及される。
【定義】担保物権のうち、先取特権、質権、抵当権の効力(債権回収)が目的物の価値変形物(代位物)にまで及ぶこと。
価値変形物:
* 目的物の売却、賃貸、滅失若しくは損傷により設定者が受けるべき金銭その他の物、又は
* 目的物に対する物権の設定による対価
【趣旨】担保権者の債権回収不能リスクからの保護。
物: 条文上は、「物」とあるが、通説上は物に限らず、債権も含むとされる(その場合の方が多い)。
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