会社の機関設計はちょっとした娯楽連想に使える。
略記:
1.機関
・取締役:取D ・株主総会:株SM
・取締役会:取役BD ・会計参与AP ・監査役:監 監査役会:監役
※小監査役:会計監査権限限定の監査役を便宜上定義。
・委員会:委C ・執行役:執 ・会計監査人:AA
2.会社類型
・公開・非公開 ・大会社・大会社以外
・○設置会社:f(○) ○非設置会社:-f(○) で表すとする。
※監査役設置会社の定義は、会社法と商業登記法の違い(小監査役設置会社は会社法上の監査役設置会社ではないが、登記上は監査役という機関が設置されていることから監査役設置会社として公示される点)をここでは考えず、会社法の定義に従うものとする。
論理式で遊ぶ場合のポイント
・基礎となる論理式を確定。そこから複数の式を操作して、別の結果を導く。
・勿論解釈(p→qという法令が存在、pよりも条件(法の趣旨に照らして導かれる条件)を余裕で満たすrが存在、そこでr→qは当然成立という場合も、その結果論理式を導出できればよい。【例】民738)
民738より、婚姻(x)∧x∈成年被後見人→xの後見人の同意不要・・・①
①が成立すればy∈被保佐人は当然(xよりも行為能力が高いゆえ)、
婚姻(y)は後見人の同意が不要といえる(勿論解釈)。
スタート
・f(大)→f(会計監査人∧BM)
・f(大∧公開)∧-f(委員会)→f(会計監査人∧BM∧監査役会)
・f(公開)→f(BM)
・f(監査役会)→f(BM)
・f(BM)→∃(監査役∨会計参与)
・f(BM∧会計参与)∧-f(監査役∨監査役会)→f(非公開)
・∃(執行役∨委員会)→f(委員会)→f(BM∧会計監査人) ∧- f(監査役∨監査役会)
・f(会計監査人)→f(監査役∨監査役会)∨f(委員会)
・・f(大∧公開∧会計監査人)→f(監査役会)∨f(委員会)
・∃(特別取締役)→-f(委員会)∧f(BM)∧∃(取≧6)∧∃(社取≧1)
機関の資格
・取締役→自然人(∧not 法人) ∧ not (成年被後見人)∧ not (被保佐人)
・公理:人は自然人、法人の二者択一。
・役付取締役(任意)、社外取締役(任意or会社法)、代表取締役、特別取締役、業務執行取締役(会社法) ∈取締役
・株主→自然人∨法人
・会計参与→自然人∨法人
・特別取締役選定→取締役3人以上→取締役会設置可能→f(取締役会) ∨ -f (取締役会)
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